【2021年9月3週】ノーコード海外ニュース

海外でも注目されているノーコード。

そこで、ノーコードが海外で実際にどう評価され、どう使われているのかなどが分かるニュースを集め、手軽に知ることができるように要約しました。

詳細が知りたい方は、要約した記事のリンク・関連している会社のリンクから見てみてください。


1.Cosaic社、世界初のノーコードのデスクトップ相互運用プラットフォームを発表


Cosaic社は、金融業界をメインに、データビジュアライゼーションとスマートデスクトップテクノロジーを提供するワークフローソリューションプロバイダー会社である。


今回発表した、”Finsemble 6.0”により、あらゆるタイプのアプリケーションをコードレスで統合できるようになり、開発者のサポート無しで、ビジネスのニーズに迅速に対応できるようになった。また、コードなしで1時間以内に統合されたワークスペースを構築することができる。


Gartner社の予測によると、ローコード技術の開発は今年23%成長すると言われている。さらに、Appian社のレポートでは、80%の開発者が、「反復的な作業に費やす時間をなくし、開発者がよりハイレベルな仕事をできるようにすることができる 」と述べている。



2.Builder.ai社が世界初のAIソフトウェア “Natasha” を発表、オーダーメイドのソフトウェア開発をサポート


Builder.aiは、Builder Studio 3.0を用いたソフトウェア開発に向けた継続的な取り組みとして、世界初のAIを搭載したプロダクトマネージャーであるNatashaのベータ版を発表。


Natashaは、自然言語処理(NLP)、機能やテンプレートの推奨、価格やスケジュールを予測する統計モデルなど、複数の機械学習(ML)アプリケーションを用いて、過去2年間に構築したAIの多くを搭載している。特に、その潜在的な提案力が特別である。


Natashaは、時間のかかるコンサルタント業務を、同じ品質・同じ完璧なプロセスにする。ベータ版では顧客とのチャットのほか、顧客の会話を聞いて自動的に機能をタグ付けしたり、顧客の担当するチームに質問をする機能もある。



3.中国「2021 Enterprise Low-Code Application Competition」が盛況、ローコード時代の幕開け


Grapecity(葡萄城)と中国軟件網が共同で開催した今年のイベントは、より多くのIT開発者や企業にローコード技術を理解してもらい、開発成果を披露とプロジェクト経験の交換を目的とした。さらに、企業のデジタル化に向けたローコードの応用や技術的な利点、価値を業界全体に視覚的に示すことが期待された。


応募作品はすべて、エンタープライズ向けローコード開発プラットフォーム「Live Grid」を使って開発されており、製造業やヘルスケア、教育、輸送、サービス、など10以上の業界をカバー。 アプリケーションのシナリオの豊富さと幅広さは来場者を圧倒した。

例年よりも、企業のITチームが開発したアプリケーションの割合が高く、全体の半数近くを占めていた。


西安電子科技大学の審査員の黄伯夫氏は、「今回のイベントを大学でも開催し、学生の奔放なアイデアや創造性を企業レベルのアプリケーションに実装し、ソフトウェア産業の将来の発展に向けて新たな章を開いていきたい」と提案した。


4.Mendix、新しいインダストリークラウドを発表、ローコードソフトウェア開発プラットフォームを大幅にアップグレード

Mendixは先日、ローコードのクリエイターや専門家を対象とした世界最大のオンラインカンファレンスイベント「Mendix World 2021」において、新たにアップグレードされたデジタルエコシステムの発表。


今回注目すべき点は、Mendixの主力製品であるAll-in-Oneローコード・プラットフォームをMendix Industry Cloudに追加されたこと。これにより、顧客、導入パートナー、業界の専門家が、方法論や成功事例などを共有し、異なる業界を中心としたローコードコミュニティを形成することができる。 


インダストリークラウドには、データソースや記録システムのコネクタ、API、ワークフロー、テンプレート、など、厳選されたビルディングブロックとコンポーネントが用意されており、その業界特有の課題に対応する。


5.Matillion、異種のデータソースを統合するローコードアプローチで1億5000万ドル(約164.7億円)を調達、評価額が15億ドル(約1647億円)


Matillionでは、データソースを識別し、基本的にデータを使用するためにデータをある場所から別の場所に移動させる必要がなく、データソースに秩序をもたらすことができるフレームワークとシステムで、ETL(extract, transform, load)を提供している。


15億ドルの評価額で1億5000万ドルを調達した今回の大規模な投資ラウンドは、この分野におけるMatillionの牽引力を示すだけでなく、同社が構築した技術に対する市場の需要を示すものになった。


同社は現在、Western Union、FOX、ソニー、Slack、National Grid、Peet's Coffee、Ciscoなどの大企業を顧客に持ち、ビジネスインテリジェンスやビジュアライゼーション、AIアプリケーションなど、さまざまなプロジェクトに取り組んでいる。




6.Wix、コードを書かずにネイティブアプリを開発できる、ビジネスオーナー向けの新製品「Branded App by Wix」を発表。


Wixは、個人や企業がオンラインでの活動を管理するためのツールを提供している上場企業で、中でもドラッグ&ドロップ式のウェブサイトビルダーがよく知られている。


2020年、Wixの新規ユーザー数は3,100万人であったが、今では2億人ものユーザーがおり、そのうち500万人が有料会員だ。同社は、第1四半期の売上高は3億400万ドルで、前年同期比41%増であった。


Branded App by Wixは、月額200ドル。ユーザーは、App StoreとGoogle Playに登録するための料金の支払いもあるが、Wixによれば、最終的により多くの売上を上げるのに役立つという。すでにWixのウェブサイトを持っているユーザーには、アプリビルダーがウェブサイトの機能を自動的に統合してくれるので、プロセスがよりシンプルになる。



ノーコード海外ニュースまとめ


いかがでしたでしょうか?


Wixの新しいサービスの展開や、他の新しいツールの台頭で、ローコード・ノーコードはさらに大きな市場になりつつあります。

中国でもその評価は上がってきており、独自の発展を遂げていくかもしれません。


今後も、海外のノーコードニュースに注目していきます。


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