ノーコードを知る
Airtableの評判・口コミは?利用方法や導入のメリット・デメリット!
カテゴリー1
2021-05-17

Webサイトやアプリの構築・管理担当者であれば、一度はAirtableの情報を目にしたことがあるのではないでしょうか。Airtableでデータベースを構築し、全てのやりとりを完全自動化したショップがあるというニュースを見た方も多いでしょう。

2021年3月15日(米国時間)には2億7000万ドルの資金調達を行ったとのニュースもあり、何かと話題になっています。そんなAirtableを実際に利用してみた人の評判・口コミがどうなっているのか、気になる方もいるのではないでしょうか。

  • Airtableの概要・使い方
  • Airtableのメリット・デメリット
  • Airtable導入にかかる費用
  • Airtableの口コミ

この記事では上記について解説します。最後まで記事をご覧いただくことで、Airtableに関する理解が深まるでしょう。Airtableが気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

ノーコードツール"Airtable"とは?

Airtableとは、クラウド上でデータベースを構築できるノーコードツールです。 ノーコードとは、プログラミングなしでWebサイトやアプリなどを開発する方法のことを指します。

サービス内にあるテンプレートやパーツを組み合わせるだけで良いので、ソースコードを書けない人でも利用できるのが特徴です。Airtableでもあらかじめ用意されている機能やテンプレートを使って、プログラミングなしでデータベースを構築できます

また、GoogleカレンダーやGoogleドライブ、スラックなどの既存のツールとの連携も可能です。クラウド型のツールであるAirtableはブラウザで動作するため、データベース構築のために自社内にサーバーを用意する必要もありません。

Airtableを使うとできること

AirtableはExcelやGoogleスプレッドシートと似ており、ベース内で以下のような機能が使えます。 (ベースとは、Airtableのクラウド上に作成するアプリのようなものです)

  • チェックボックスやドロップダウンリストなどのフィールドタイプの設定
  • データベースの表示方法(ビュー)の変更(グリッド・カレンダー・フォーム・カンバン・ギャラリー)
  • ビューの共有・共同作業
  • 画像やファイルなどの添付・埋め込み

フィールドタイプやビューの種類が豊富で、複数人で共有・共同作業もできるので、以下のようなことに利用できます。

  • スケジュール管理
  • プロジェクトの進捗管理
  • オンボーディング(新規メンバーのサポート)のプロセスの整理
  • 従業員の情報管理
  • 在庫管理
  • 問い合わせの内容集計

Airtableの使い方を簡単に解説!

続いては、Airtableの基本的な使い方について見ていきましょう。まずは Airtableへの登録を済ませ、登録が完了したらベースを作成して、必要な情報を追加 していきます。

  • テンプレートを使用
  • ExcelやGoogleスプレッドシートから取り込み
  • いちから自分で作成

ベースの作成方法として上記の3種類がありますが、ここではいちから自分で作成する方法を紹介します。

  1. 「Add a base」をクリックして「Start form scratch」を選ぶ
  2. ベースのタイトルを入力し、アイコンを選ぶ
  3. フィールドタイプを設定する
  4. レコード(フィールドに入れるデータ)を入力する
  5. グループ分けを行う
  6. ビューを指定する
  7. 必要に応じて「Share」から他のユーザーを招待する

作りたいものによって選ぶフィールドタイプやビューなどが変わるので、機能を確認してみてください

Airtableを導入するメリット

Airtableの見た目や機能は、ExcelやGoogleスプレッドシートとよく似ています。そのため、「ExcelやGoogleスプレッドシートを使えば良いのでは?」と思う方もいるでしょう。それでも Airtableを導入することには、以下のような大きなメリットがある のです。

  • 豊富な機能とビジュアライズの柔軟性
  • テンプレートが豊富
  • タスク管理・情報の把握が容易になる

これらのメリットにより、ExcelやGoogleスプレッドシートでデータベースを構築するよりも効率的に作業が進みます。また、他のユーザーが見やすい形にビジュアライズできるのも魅力です。それぞれのメリットについて、もう少し詳しく解説します。

豊富な機能とビジュアライズの柔軟性

Airtableは機能が豊富で、たとえばフィールドタイプだけでもかなりの数が用意されています。 ほんの一例ですが、下記のようなフィールドタイプを設定することも可能です。

  • 添付ファイル画像
  • チェックボックス
  • ドロップダウンリスト(複数選択・単数選択)
  • 電話やメールの送信(iPhone版)
  • 通貨

また、バーコードを埋め込んだりグラフを表示させたり、さらにビューを設定したりと柔軟に中身をカスタマイズできます


テンプレートが豊富

Airtableは テンプレートが豊富で、いちから自分でベースを作らなくても良いという点も魅力 です。下記のような、ビジネスでもプライベートでも役立つテンプレートが充実しています。

  • コンテンツカレンダー
  • プロジェクトトラッカー
  • マーケティングキャンペーンの追跡
  • イベント企画
  • 製品企画
  • 法務管理
  • 製品カタログ
  • 小説企画
  • ペットの病歴

企業にとってデータベースは重要な資産ですが、データベースの構築は直接売上につながる作業ではありません。そのため、できるだけ手間を省き、スピーディーに終わらせることが重要です。

Airtableに用意されているテンプレートを利用すれば、データベースの構築をスムーズに完了できます

タスク管理・情報の把握が容易になる

Airtableを使えば、 データをカレンダー表示やフィルタリング、優先順位ごとにグループ分けすることも可能 です。 必要なデータだけを表示できるので、自分も他のユーザーも、今一番重要な情報をすぐに把握できます。

また、Airtableは以下のような外部サービスと連携し、情報を管理することもできます。(下記のサービス以外にも連携できるサービスがあります)

  • Eメール
  • Gmail
  • ドロップボックス
  • Facebook
  • Googleドライブ
  • スラック
  • Trello

ビューでカレンダーやギャラリー表示(Trelloのようなカード表示)もできるので、タスク管理も容易になるでしょう。

Airtableを導入するデメリット

情報管理やタスク管理に役立つAirtableですが、 以下のようなデメリットがあることも考慮しなくてはなりません。

  • 日本語対応していない
  • 本格的な業務システムにはやや機能不足

日本語対応していないため、各単語の意味を理解するのに時間がかかり、作業がスムーズに進まない 可能性があります。

また、作りたいものによっては機能が不足していて、思うような結果が得られないこともあるでしょう。上記の2種類のデメリットについて、さらに詳しく解説します。

日本語対応していない

Airtableは一切日本語に対応しておらず、公式サイトもベース内の表示もすべて英語 です。 申し込みの際の案内も英語なので、ぱっと見ただけでは意味が理解できず、スムーズに作業が進まない 可能性があります。

サポートも英語表記なので、分からないことがあったり何かトラブルが起きたときに、解決に時間がかかることもあるでしょう。ただし、タイトルやレコードの入力には日本語を使えるので、すべてのデータを英語で入力しなくてはならないわけではありません。

本格的な業務システムにはやや機能不足

Airtableは 本格的な業務システムを組もうとすると、やや機能不足と感じる人もいる ようです。特に以下の点について不満が見られます。

  • テーブルをまたいだ処理ができない(リンク&ルックアップが必要)
  • テキストの折り返し表示ができない
  • 条件付き書式設定が使えない

小規模な業務システムを組む程度なら、Airtableでも対応できるでしょう。しかし、大規模な業務システムを構築するのであれば、ほかのツールを検討するのがおすすめです。

動作が重くなることがある

サクサク動いて快適と評判のAirtableですが、 場合によっては動作が重くなったり固まってしまったりする ことがあります。Airtableは自社のサーバーにデータを置くのではなく、 クラウド上にデータを保管するので通信環境には注意 が必要です。

また、無料のFREEプランは容量やレコード数が少なめなので、作りたいツールによっては不足する可能性があります。自分の作りたいものと契約しているプランが合っているかも確認してみましょう。

Airtableの導入にかかる費用は?料金体系を解説!

Airtableを個人で使うにしてもビジネスで使うにしても、導入にどれくらいの費用がかかるのか気になる方は多いでしょう。

実は Airtableには無料プランと有料プランがあり、一部機能は無料で使えます。 しかし、「無料プランだと大したことはできないのでは」と思う方もいるのではないでしょうか。

  • Airtableはどこまで無料で使える?
  • Airtableの料金体系

ここでは上記について解説しますので、Airtableの導入費用や無料でできることについて知りたい方はぜひ参考にしてみてください。

Airtableはどこまで無料で使える?

Airtableでは、以下のような機能やサポートなどが無料で使えます。

  • 添付ファイル・チェックボックスなどのフィールドタイプの使用
  • カレンダービュー・グリッドビュー・フォームビュー・ギャラリービューの使用
  • Web・デスクトップ・iOS・Androidアプリの使用
  • リアルタイムのコメント機能・コラボ機能の使用
  • Eメールサポート
  • セルフサービスのナレッジベース

上記から分かる通り、 Airtableの基本的な機能はすべて使えるので、ビジネス用のデータベース構築にも十分通用します。 ただし、 無料プランだと容量やレコード数が少ないので、本格的なデータベースを構築するのであれば有料プランが良い でしょう。

Airtableの料金体系

Airtableのプランには下記の4種類のプランがあり、それぞれ料金や使える機能などが異なります

  • FREE
  • PLUS
  • PRO
  • ENTERPRISE

そのため、 自分が作りたいものに合わせてプランを選ぶことが重要 です。4種類のプランの料金や容量、使用できる機能などの詳細については、以下の表をご覧ください。

 
プラン FREE PLUS PRO ENTERPRISE
料金 0ドル/ユーザー・月 12ドル/ユーザー・月
※年払いで10ドル/ユーザー・月
24ドル/ユーザー・月
※年払いで20ドル/ユーザー・月
問い合わせ
ベース 無制限 無制限 無制限 無制限
ベースあたりのレコード数 1,200 5,000 50,000 要相談
容量 2GB 5GB 20GB 1,000GB
変更・スナップショットの履歴の期限 2週間 6ヵ月 1年 3年
機能 基本的な機能のみ 基本的な機能のみ
  • 基本的な機能
  • アプリ拡張などの高度な機能
  • 基本的な機能
  • アプリ拡張などの高度な機能
  • 管理者向け機能
サポート
  • Eメールサポート
  • セルフサービスのナレッジベース(情報データベース)
  • Eメールサポート
  • セルフサービスのナレッジベース
  • EメールサポートEメールサポート
  • セルフサービスのナレッジベースEメールサポート
  • 優先サポート対応
  • Eメールサポート
  • セルフサービスのナレッジベース
  • 優先サポート対応
  • 専任マネージャー
  • 個別トレーニング


PLUSプランはFREEプランよりも容量やレコード数などが増えるだけですが、PRO以上になるとより高度な機能が使えます。PRO以上ではサポートも手厚くなりますが、 サポートはすべて英語表記である点には注意 しましょう。

Airtableの悪い口コミ

ここまでAirtableの特徴や料金などを解説してきましたが、実際に使った人の評価を知りたいという方もいるでしょう。そのような方のために、Airtableの悪い口コミ・良い口コミの両方を紹介します。まず悪い口コミについてですが、以下のような意見・評価が多く見られました。

  • 一部機能の不足がある
  • 外部の人にアクセスしてもらう際に費用がかかる

それぞれ詳しく解説しますので、自分がAirtableを使うときの障害にならないかチェックしてみてください。

一部機能の不足がある

Airtableの悪い口コミで特に多かったのが、 「自分が作りたいものに対して機能が不足している」 という意見です。前項でも解説しましたが、 Airtableは大規模なシステム構築には向いていません。

また、口コミの中には「クエリが発行できない」とあり、人によってはAirtable自体が合わない可能性もあります。AirtableにはFREEプランがあるので、まずは無料でお試しして機能をチェックしたほうが良いでしょう。

実際の口コミ

「LookUpフィールドや採番など、本格的な業務システムにするには少し機能不足が感じられる。また、日本語対応していない。」

https://www.itreview.jp/products/airtable/reviews

「だめだ Airtable求めてた機能じゃないそもそもクエリが発行できない」

https://twitter.com/hisameacha/status/1226231472106827776

「Airtable検討してたけど1対多の関係がうまく表現できないのでAccessに戻る。クエリが気軽に使えないのもデータベースとして使いにくいよなぁ。API使うとなるとUI設計が大変になるし。AccessとPowerappsが小規模には使いやすいか」

https://twitter.com/ffbeso/status/1277975492960763911

外部の人にアクセスしてもらう際に費用がかかる

Airtableは自分のWorkSpaceやベースを、他のユーザーにシェアして共同作業できるというメリットがあります。しかし、 有料プラン登録者が自分のWorkSpaceやベースに無料プラン登録者を招待する場合は注意が必要 です。

有料プラン限定の機能を使ったWorkSpaceやベースに無料プラン登録者を招待すると、有料プランの料金が発生 します。外部の人がアクセスするデータベースを構築する場合は、料金がかかっても問題ないか、事前に確認を取っておきましょう。

実際の口コミ

「FileMaker上での外部の人にアクセスしてもらうためには、相手方にライセンスを購入してもらう必要があるので困りました。」

https://www.itreview.jp/products/airtable/reviews

Airtableの良い口コミ

機能不足やシェアした際の費用を指摘されていたAirtableですが、 口コミ全体では良い評価のほうが多く確認できました。 良い口コミの中でも特に多かった意見が、以下の3つです。

  • タスク管理・進捗管理が容易
  • 細かくカスタマイズできる
  • UIが良く、情報が見やすい

タスク管理が楽になるなど、「Airtableを導入するメリット」で解説した内容と通じる部分があります。それぞれの口コミの詳細について、詳しく見ていきましょう。

タスク管理・進捗管理が容易

前項でAirtableではデータのフィルタリングやグループ分けができ、情報把握やタスク管理がしやすいとお伝えしました。やはりその機能に便利さを感じている人は多く、 オペレーション管理が楽になったという口コミが多く見られます。

クラウド上でデータを管理するので、社外からでもデータベースにアクセスできて便利という意見もありました。Excelや管理アプリなど複数のツールを使って管理している情報をAirtableでまとめれば、効率化に役立つでしょう。

実際の口コミ

「無料で計算などのツールをオンライン上で使用できるという事が凄い。会議や打合せなどその場で作成・編集し離れていても共有できるので営業マンには大変いいツールだと思います。スケジュール管理もわかりやすく業務の把握にも役立ちます。それぞれの作業のツールをまとめたまさに総合ツール。」

https://www.itreview.jp/products/airtable/reviews

「文字列・数値・選択式だけでなく、画像やらなんやらあらゆるデータを管理できる」

https://www.itreview.jp/products/airtable/reviews

「マーケティングキャンペーンからプロジェクト管理、ビジネス開発、タスク管理など、様々なタイプのオペレーションを管理するのに柔軟に対応できる点です。これ一つで、スプレッドシートや様々な他の管理系アプリに取ってかえることができます。サクサク動作するので、使用していても疲れず、あらゆる業務の管理を行えます。」

https://www.itreview.jp/products/airtable/reviews

細かくカスタマイズできる

すでに完成されているツールで、「もうちょっとここがこうなれば」と感じることはないでしょうか。 Airtableならフィールドタイプやビューを使って細かくカスタマイズできるので、「ここがこうなれば」を叶えられます。

GoogleスプレッドシートやExcelよりも細かい設定ができるので、これらに不足を感じていた方でも満足できるでしょう。ベース作成の際にGoogleスプレッドシートやExcelからデータの取り込みもできるので、ツールの移行も簡単です。

実際の口コミ

「スプレッドシートやエクセルをより細かく業務システムベースにカスタマイズできる点が優れている。複数人や大量データアクセス時にも動作が全く重くならない。」

https://www.itreview.jp/products/airtable/reviews

「Airtable,カスタマイズが凄く効くし、割と使いやすいしクロスプラットフォームなのでタスクリストとして活用しようかなと。」

https://twitter.com/hi_karuh/status/1107244950154993666

UIが良く、情報が見やすい

Airtableではベース内に画像を埋め込んだり、グラフを表示させたりすることもできます。 UIが良く内容を理解しやすいので、社員のミスが減るなどの効果を感じている人もいる ようです。

Airtableでは、こうしたUIを意識した画像の埋め込みやグラフの表示などもAirtable内の機能で設定できます。「視覚性の高いデータを作ろうとしているがうまくいかない」という方でも、簡単に見やすいデータを作れるようになるでしょう。

実際の口コミ

「データベース言語のみでつくるデータベースと違い、モダンなリッチなUIを用いて、アイコンや写真など視覚的な情報を直接データテーブル上で確認しながら行えるので、情報の把握がしやすくなり社員の人為的なミスが減るので助かります。」

https://www.itreview.jp/products/airtable/reviews

「Google SpeardsheetのUIでデータポンポン入力できて、すぐにAuthentication with bearer tokenで保護されたAPIエンドポイントができて、データに連動したドキュメントができてた。Productionで使うBaaSはアクセス量や料金など制約がありそうだけど、よさそうだAirtable。」

https://twitter.com/gentamura84/status/1372065597853331459

まとめ

クラウド型ノーコードツールであるAirtableは、簡単な操作でビジネスに必要なデータベースを構築できます。本格的な業務システムを組もうとすると機能不足を感じますが、タスク管理や進捗管理などにはぴったりでしょう。

実際に使ってみた人の評価も良好で、悪い口コミといえば自分の使い方に合わない、シェアした際に費用がかかる程度でした。容量やレコード数に制限があるものの、基本的な機能は無料で使えるので、まずは無料でお試ししてみてはいかがでしょうか。


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