ノーコードを活用する
ネットショップの開業資金の内訳・費用相場と開業までの8つの手順を徹底解説!
カテゴリー1
2021-05-17

自分のビジネスを持っている方の中には、ネットショップの開業を考える方もいることでしょう。ですが、実際に開業にあたってどれだけの資金が必要なのか、わかりにくいものです。

「ネットショップの開業資金はどれくらい必要?」「ネットショップを開業する時には何にお金がかかるの?」「ネットショップ開業の手順を知りたい」と思う方もいるかもしれません。

今回は上記のような疑問や悩みに答えるべく、ネットショップの開業資金の相場や内訳、開業までの具体的な手順を紹介します。開業資金に活用できる助成金や補助制度についても知ることができますので、ぜひ参考にしてみてください。


ネットショップの開業にかかる費用は目的・規模によって違う

パソコンとカートンボックス


ネットショップは実店舗を構えるよりも開業資金は遥かに安く済みます が、開業資金は目的や規模によっても大きく異なります。

個人で副業としてネットショップを開設するなら、商品の仕入れ代や梱包・発送費用程度を用意できれば十分です。

一方、法人として大規模なネットショップを立ち上げるなら、サイトの制作だけでも数百〜数千万かかるケースもあります。まずは、ネットショップの目的と規模感を定めておきましょう。


ネットショップの開業資金の相場・内訳は?

資金の内訳の計算をしている人


ネットショップの開業資金はどれくらいで、何にお金がかかるのでしょうか。下記でネットショップ開業資金の相場と内訳を紹介します。


ネットショップの開業資金の相場

ネットショップ開業資金の相場は、 少なくとも10〜20万円は見積もっておきましょう。 この金額はあるものをフルに活用し、できるだけ初期費用を抑えた場合の数字です。

たとえばサイト作りを外注すると、それだけで50万円かかります。プリンターやパソコンなどを新しく用意すると20万円程度が必要です。50万円ほどの資金があれば、ある程度の余裕をもって開業準備ができるでしょう。


ネットショップの開業資金の内訳

ネットショップの開業資金の内訳は人それぞれです。自分にとって必要なもの・不要なものを選り分けましょう。開業資金の内訳には以下のような項目が挙げられます。

  • ネットショップの制作費
  • インターネット通信費
  • 商品の仕入れ費用
  • 商品の梱包・発送費用
  • 光熱費・場所代
  • パソコンやプリンターなどの備品代

決済方法に「代引き」を設ける時には決済代行費用も支払わなければなりません。下記で説明しますが、ネットショップを無料で作成できるサービスもあります。


ネットショップ開業までに必要な8つの手順

2台のパソコンとカートンボックス


ネットショップ開業をするには、大きく分けて8つの手順を踏む必要があります。

  • 【STEP1】販売する商品を決める
  • 【STEP2】ショップ名とコンセプトを考える
  • 【STEP3】サイトの構築方法・出店形態を決める
  • 【STEP4】使用するネットショップ作成サービスを決める
  • 【STEP5】開業に必要な届け出を出す
  • 【STEP6】決済手段を決める
  • 【STEP7】商品の仕入れ
  • 【STEP8】集客・販売

それぞれの手順の進め方や必要性を以下で説明します。


【STEP1】販売する商品を決める

まずは販売する商品を決めます。市場のニーズや競合を調査してマーケット需要のある商品を選ぶのも方法の1つです。メインとなる商品は長く取り扱うことになり、ブランドのイメージにも直結します。商品選択は慎重に行いましょう。


食品やお酒、医療関連商品は 販売に許可がいるものもあります 。販売にあたっての許可取得の必要性も確認してください。


【STEP2】ショップ名とコンセプトを考える

ネットショップを立ち上げる前に、ショップ名とコンセプトをしっかりと固めましょう。ショップ名が決めるとサイトのドメイン名も一緒に決められます。

ターゲットを具体的に定め、「ターゲットにどのように売るか」を考えることでコンセプトも浮かんでくるでしょう。コンセプトとショップ名を関連づけると、顧客にブランドイメージを浸透させやすくなります。


【STEP3】サイトの構築方法・出店形態を決める

サイトの構築を考えるためのパソコンやスマートフォン

ショップの基本的な部分が固まったら、いよいよサイト作りに乗り出します。自分でサイトを作るのか、それともプロに外注するのかを決めましょう。

自社サイトを作るのか、もしくはモール型ECサイトに出店するのか、出店の形態もこの段階で決めておきます。

自分でサイトを作るなら、サーバーレンタルの必要がないASPショッピングカートでの構築が簡単です。


【STEP4】使用するネットショップ作成サービスを決める

出店形態が決まったら、使用するネットショップ作成サービスを決めます。 ネットショップ作成サービスはそれぞれ料金が異なり、メリット・デメリットがあるので、複数比較しましょう。

モール型ECサイトでネットショップを出店するなら、Amazonや楽天、Yahoo!ショッピングなどがおすすめです。ASPショッピングカートを利用するなら、BASEやSTORESなどが候補に挙げられます。


【STEP5】開業に必要な届け出を出す

小規模なネットショップであっても、開業届を出しておきましょう。 開業届は税務署にて無料で提出できます。

開業届を出さなくても罰則はありませんが、開業届を出しておくと確定申告の際に優遇処置のある「青色申告」ができるようになります。

そのため、将来を見据えてネットショップ開設時に開業届を出しておくことをおすすめします。


【STEP6】決済手段を決める

インターネットでカード決済をしようとする人

続いては決済手段を決めます。 代引き、クレジットカード、コンビニでの支払いはぜひ取り入れておきたい決済方法です。

独自でサイトを構築する場合、ペイジェントなど複数の決済方法を一括で取り入れられるサービスもあります。

モール型ECサイトやASPショッピングカートは、プラットフォーム別に決済手段があらかじめ決められていることが多いです。


【STEP7】商品の仕入れ

出品する準備ができたら、商品を仕入れましょう。メーカーや卸問屋から直接仕入れたり、海外のモール型ECサイトで輸入したりする方法がよく取られます。

インターネットの卸問屋から仕入れるのもよいでしょう。NETSEAは日本最大級の卸問屋のサイトです。売りたい商品がある方は一度NETSEAで探してみてはいかがでしょうか。

商品数が少ないことが気になるなら、TopSellerを利用してみるのもよいかもしれません。TopSellerは在庫を持たず、注文後直接顧客に発送してくれます。商品の品数を増やすのに向いているサービスです。


【STEP8】集客・販売

ネットショップが完成すれば、集客をして販売を開始します。SNSでの告知やブログ作成、SEO対策やインターネット広告の出稿などで集客を行いましょう。

ショッピング型ECサイトはプラットフォームが集客をしてくれます。しかし、 ASPショッピングカートを利用したり独自サイトを作ったりした場合は、集客に時間がかかる傾向にあります。 動画を撮って商品を紹介するのもおすすめです。


0円からも作れる?4つのサイト構築方法の特徴と費用相場

スマートフォンで決済画面を開く人

ネットショップを作るには、下記の4つのどれかを利用することになります。

  • CMS(Contents Management System)のプラグイン
  • ASP型のECサイト
  • モール型のECサイト
  • パッケージ型のECサイト

それぞれの特徴と、開業費用を以下で解説します。


CMS(Contents Management System)のプラグインの特徴と費用

CMSはHTMLやCSSなど、コーディングをせずにサイトの作成や管理ができるサービスです。CMSの特徴は以下になります。

  • プラグインを使って柔軟にサイトをカスタムできる(機能に制限がない)
  • ある程度専門的な知識が必要
  • サーバーのレンタルや独自ドメインの取得が必要
  • セキュリティ対策を自身で行わなければならない
  • 構造上、検索上位が狙いやすい

ある程度IT知識があって自分で調べられる人におすすめ します。レンタルサーバー代やドメイン取得代などで月額1万円程度かかります。EC-CUBEやLive CommerceなどがECサイトに特化したCMSとして有名です。


ASP型のECサイトの特徴と費用

ASP型のECサイトはショッピングカートとも呼ばれ、ECサイトをネット上でレンタルする仕組みのサービスです。ASP型ECサイトの特徴は以下になります。

  • シンプルな作りなのでWeb制作の知識がいらない
  • ある程度カスタムできるが、幅は限られる
  • 初期費用・月額費ゼロのものも多い
  • 販売手数料が引かれる仕組みのものが多い
  • 集客には時間がかかる傾向にある

なんと言っても初期費用なしに始められるのがASP型ECサイトの最大のメリット です。初期費用を抑えたい方は、ぜひASP型ECサイトであるBASEやSTORESの利用を検討してみてください。


モール型のECサイトの特徴と費用

モール型のECサイトを閲覧する人

モール型のECサイトは、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなど複数の店舗が出店するショッピングサイトのことです。

  • モール型ECサイト自体に集客力・信用性がある
  • フォーマットなどが決まっているのでカスタムの自由度は低い
  • ブランドよりも商品自体に注目が集まりがち
  • 出店可否の審査あり
  • 1年分の出店料を前払いする規約があるところも

モール型ECサイト自体に集客力があるので、ネットショップを立ち上げたばかりでも集客には困りません。 しかし、長い目でブランド育成を考えると、モール型ECサイトのみの出店では厳しいでしょう。

楽天市場は申し込み時に1年間の出店料を支払わなければなりません。初期費用に大体50万円程度かかります。


パッケージ型のECサイトの特徴と費用

パッケージ型のECサイトは決済機能や在庫機能などを持つのが特徴です。ASP型ECサイトよりもカスタムの幅が広く、大規模なネットショップに向いています

  • 必要な機能がパッケージとして用意されている
  • オリジナリティを追求する場合に向いている
  • 導入費用が高い

フルスクラッチで作るよりは費用を抑えられるものの、パッケージ型ECサイトの導入には数百〜数千万円かかります。 そのため、多額の年商を見込める場合に限り、パッケージ型ECサイトがおすすめ です。SI Web Shoppingやecbeingなどがパッケージ型ECサイトの代表例となります。


ネットショップの開業資金が足りないときは助成金・補助金を使おう!

助成金の一覧とお金

前述したように、ネットショップの開業にはお金がかかります。ネットショップの開業資金が足りないことがあるかもしれません。

そんな時には助成金や補助金を利用してみるのもひとつの方法です。

  • 助成金・補助金を使うメリット
  • 助成金・補助金を使うデメリット
  • 助成金・補助金の種類

以下で助成金や補助金のメリット・デメリット、利用できる補助金の種類を紹介します。


助成金・補助金を使うメリット

助成金・補助金を使うメリットは以下の2つです。

  • 補助金は返済しなくてよい
  • 支払ったお金が後から返ってくる

助成金・補助金は融資ではないので、受け取ったお金を返済する必要はありません。 利用した金額を申請し、後から返還される仕組みが一般的です。費やした初期費用の一部が戻ってくるので、資金繰りが楽になります。


助成金・補助金を使うデメリット

一方で、助成金・補助金を使うデメリットもあります。

  • 審査があるので必ずもらえるわけではない
  • 申請に手間がかかる
  • 利用用途が限られている

助成金・補助金を調べ、申請資格があるのかを確認し、書類を作成して役所の窓口に行くのは非常に手間がかかります。 しかも、申請しても必ずもらえるわけではありません。 利用用途が助成金の目的に合わなければ審査に通らないこともあるので注意してください。


助成金・補助金の種類

ネットショップ開業の際に申請できる助成金・補助金は以下の3つです。

  • IT導入補助金
  • 小規模事業者持続化補助金
  • キャリアアップ助成金

IT導入補助金はITツールやサイト作成に利用したお金を後から申請できます。小規模事業者持続化補助金は最高50万円まで給付される補助金です。利用用途が広いので、応募

倍率も高くなる傾向にあります。

キャリアアップ助成金は、アルバイトや有期契約社員を無期契約社員として雇う時に申請するものです。最高60万円まで給付されるので、人員を増やすならぜひ利用してみてください。

個人でのネットショップ開業を大成功に導く3つの秘訣

成功を象徴する星を積み重ねる手

ネットショップを開業するなら、成功を願うのはもちろんのことです。ネットショップ開業を成功させるには、具体的に何をすればよいのでしょうか。成功のためには下記3つの秘訣を意識するようにしてください。その理由を以下で説明します。

  • 初期費用は抑える
  • サイト滞在時間を伸ばす
  • リピート施策をしっかりとやる


初期費用は抑える

ネットショップにかかる初期費用は極力抑えるようにしてください。立ち上げたばかりは集客が十分でなく、思ったように売れないことが続くものです。 初期費用を費やしすぎると赤字に焦りが出てしまいます。

既存のものを活用するなど、なるべくお金のかからないASPショッピングカートを利用するなどして初期費用とランニングコストを削減するようにしましょう。

サイト滞在時間を伸ばす

サイト内で買い物をしてもらうためには、サイト滞在時間を伸ばすことが必要不可欠です。

おすすめ商品などの特集ページを設けたり、ブログを作ったりしてサイトに滞在してもらう時間を伸ばす工夫 をしましょう。

決済方法の説明をくわしく書いたり、商品説明を魅力的にするなども基本的ですが大切です。

リピート施策をしっかりとやる

リピート施策を設けて顧客を定着させましょう。リピーターに買ってもらえることで、持続的に利益を確保できます。

メルマガを発信したり、クーポンやポイント制度設けてみたりしてください。 余裕があるなら手書きの手紙を添えると、顧客からの印象がよくなります。


まとめ:ネットショップ開業資金はなるべく抑えて

ネットショップを閲覧する人

今回はネットショップ開業資金の費用相場や内訳、ネットショップ開業の手順を紹介しました。

ネットショップ開設にはどうしても初期費用や維持費がかかります。ですが、ビジネスを長期的に続けるためにもネットショップにかかるコストは抑えることが大切です

理想のネットショップを作りながらも、なるべくコストがかからない方法を見つけるようにしてください。


NoCode Dashに問い合わせるVIEW LIST
NEW