ノーコードを知る
プログラミング不要?アプリが作れるおすすめのノーコード開発ツール7選!
カテゴリー1
2021-05-17

従来のアプリ開発にはプログラミングのスキルが必須でした。近年はノーコードツールの普及により、非エンジニアでもアプリ開発が行えるようになりました。実際に、エンジニアの人件費削減や開発期間の短縮のために、ノーコードツールを導入する企業が増えています。

しかし、現状利用できるノーコードツールは多岐にわたるため、どれを使えば良いか分からないという人も多いでしょう。

当記事ではノーコードツールのメリットやデメリットなどに触れつつ、無料で使えるおすすめのノーコードツールを紹介 します。ノーコードの仕様を検討している人はぜひご覧ください。


プログラミング不要でアプリが作れるノーコード開発ツールとは?

GUIのイメージ

ノーコードツールとは、プログラミング言語でコードを書くことなくソフトウェアの開発ができるツールのこと です。基本的に、ソフトウェアの開発にはプログラミング言語への理解とコードを記述できるスキルが必須になります。よって、今まで開発はプログラマーの専売特許となっていました。

ノーコードツールでは、プログラミングに必要な知識やスキルは必要ありません。結果、深いIT知識がない非エンジニアでも、Webシステムやアプリケーションの開発が可能です。


【無料】スマホアプリ開発ができるノーコードツール

アプリのUI

ノーコードツールについて分かったところで、スマホアプリを開発できる無料のノーコードツールを紹介します。紹介するノーコードツールは以下の5つです。


  • AppSheet
  • Buildbox
  • Glide
  • Platio
  • Voiceflow


詳しく見ていきましょう。

AppSheet

引用元:AppSheet公式HP

AppSheetは、画面上のパーツをドラッグ&ドロップすることでソフトウェア開発が可能なノーコードツールです。 最大の特徴は既存のデータソースと連携できること で、以下のようなデータソースにデータの保存ができます。


  • Googleスプレッドシート
  • Excel(Office 365、Dropbox、Boxなど)
  • Salesforce
  • MySQL


普段使っているツールでデータベースの操作ができるため、より手軽にデータを管理することが可能です。また、スマホアプリの開発で工数がかかりがちなUIのデザインを、テンプレートのカスタマイズだけで行えます。

結果、工数を大幅に削減でき、開発スピードを早めることが可能です。既存のツールを有効活用しながら開発できるツールとなっています。


Buildbox

引用元:Buildbox公式HP

Buildboxはゲームアプリの制作ができるノーコードツールです。 主にワンタッチで操作できるカジュアルなゲームの開発が可能 で、RPGなどの複雑なゲームの開発には向いていません。

コードを使わなくてもゲームが制作できる他、JavaScriptの知識があればより複雑なゲームを制作できます。 ただし、無料プランでは公開などができないので、注意が必要です。

プログラミングの知識がない状態でゲームを制作に挑戦したい人におすすめのノーコードツールになります。


Glide

引用元:Glide公式HP

GlideはGoogleスプレッドシートをデータベースに開発ができるノーコードツール です。スマホアプリの他、Web上でスマホアプリのように動作するPWAアプリを開発できます。

テンプレートが200種類以上用意されており、テンプレートにスプレッドシートのデータをインポートするだけでアプリの開発が可能です。動画によるチュートリアルも豊富なので、ノーコードツールを扱ったことがなくてもすぐに操作方法を把握できます。

初心者でも手軽にアプリ開発ができるノーコードツールです。


Platio

引用元:Platio公式HP

Platioは世界でも珍しい国産のノーコードツールです。基本的に有料のツールなのですが、 30日間の無料期間 が存在します。 最大の特徴はマニュアルやサイトのFAQが日本語であること です。

現在、ノーコードツールで日本語に対応しているものはほとんどありません。よって、操作や運用で疑問が生まれた際には英語を翻訳する必要があり、問題解決に時間がかかっていました。Platioは国産のノーコードツールなので、言語の壁に阻まれずに問題を解決可能です。

基本的に有料なのが玉にキズですが、当記事で紹介したものの中では最も使いやすいツールであるといえるでしょう。


Voiceflow

引用元:Voiceflow公式HP

VoiceflowはAmazon AlexaやGoogle Assistant用の音声アプリを開発できるノーコードツール です。パーツによってAI側が話す内容や音声を受け取った際の分岐などを定義でき、疑似的な会話を可能にします。

有料プランも存在しますが、無料プランでもプロジェクト数と商用利用に制限があるだけで機能的な制限はありません。無料で実用レベルの音声アプリを制作したい人におすすめです。


【無料】Webアプリが開発できるノーコードツール2選

スマホアプリ開発のイメージ

次に無料でWebアプリが開発できるノーコードツールについて紹介します。当記事で紹介するのは以下の2つです。


  • Adalo
  • Bubble


詳しく見ていきましょう。


Adalo

引用元:Adalo公式HP

Adaloは直感的な操作性に優れたノーコードツールです。 ドラッグ&ドロップのみでパーツやテキストの配置ができるので、UIを簡単に調整 できます。

データベースもエクセル感覚で操作できるため、非エンジニアでもすぐに慣れることが可能です。Webアプリだけでなくスマホアプリの開発にも対応しており、汎用性が高いことも大きな強みといえます。


Bubble

引用元:Bubble公式HP

Bubbleはノーコードツールの中でも特に自由度の高いツールです。無料プランでもほとんどの機能が使用でき、有料プランは企業や大規模なプロジェクト向けのものになっています。

Bubbleの最大の特徴は、ノーコードでは開発が難しい業務システムにも対応できること です。一般的なノーコードツールでは、業務システム特有のロジックの実装や、外部サービスの連携といった複雑な開発ができません。よって、業務システムを開発することは難しくなっています。

Bubbleでは上記のような複雑な開発にも対応しているので、より本格的な開発を行うことが可能です。


ノーコード開発ツールのメリット|ノーコードでできることとは

スマホアプリの検証

ノーコードツールを活用するメリットは以下の通りです。


  • 開発にかかる費用を削れる
  • プログラミングの知識がなくても開発できる
  • 開発をスピーディーに行える
  • 直感的な操作ができる


詳しく見ていきましょう。

開発にかかる費用を削れる

ノーコードを活用すれば、開発にかかる費用を抑える ことができます。基本的に、ソフトウェアを開発するためにはエンジニアの人件費をはじめとした各種費用が必要です。開発を外注する場合も同様で、アプリを開発するためには多額の費用を準備する必要があります。

ノーコードは非エンジニアでも簡単にソフトウェア開発が行えるため、エンジニアに開発を依頼する必要がありません。また、開発環境となるツールもサブスクリプションで手ごろなものが多いため、開発コストを大幅に削減することが可能です。

結果、今まで費用の問題でアプリ開発を行えなかった企業も、アプリ開発に乗り出すことができるようになりました。


プログラミングの知識がなくても開発できる

ノーコードの活用にはプログラミングのスキルが必要ありません。 開発に先立って社員にプログラミングスキルを習得させる必要もないので、準備に時間をかけずに開発を始めることが可能です。

また、ソフトウェア開発のためにプログラマーを雇ったり、外注したりする必要もなくなるので、人件費の削減にもつながります。


開発をスピーディーに行える

開発スピードが早いことも、ノーコードのメリット です。ノーコードはコードを記述する必要がなく、パーツやテンプレートを配置していくだけで開発できます。基本的に、ソフトウェア開発はコードの記述に時間がかかるので、ノーコードを活用すれば開発スピードの削減が可能です。

また、コードの記述ミスによるバグも発生しないため、デバッグの手間も減らせます。スピーディーな開発を望むのであれば、ノーコードは有用といえるでしょう。


直感的な操作ができる

直感的な操作ができることも、ノーコードの特徴です。ノーコードツールはツールごとに実装されているテンプレートやパーツを配置してソフトウェアを作っていきます。よって、 実際のデザインをイメージしながら開発が可能 です。

プログラミングでは、実際にコードを書いて内容をプレビューしないとソフトウェアのデザインを確認できません。よって、記述したコードからデザインを想像するスキルも必要でした。

ノーコードツールでは上記のようなスキルも必要ないため、非エンジニアの開発への参入ハードルをより低くしてくれています。


ノーコード開発ツールのデメリット

開発中のエンジニア

ノーコードツールのデメリットは以下の通りです。


  • 大規模開発には向いていない
  • 自由度が低い
  • 選択肢が多すぎて迷ってしまう
  • 日本語の情報が少ない


基本的には、柔軟性がツールに依存するため、かゆいところに手が届かないことがあるのがデメリットになります。詳しく見ていきましょう。


大規模開発には向いていない

まず挙げられるデメリットは大規模な開発には向いていないこと です。業務基幹システムなど、機能が複雑になるシステムの開発はプログラミングによって細かく制御する必要があります。

ノーコードは簡単に開発ができる分、細かいところまで調整ができないことが多いので、複雑なシステムの開発には向いていません。 あくまで、小規模かつシンプルなシステムやソフトウェアを開発するのに向いていることを覚えておきましょう。


自由度が低い

柔軟な開発ができないこともノーコードのデメリット です。ノーコードはツールごとに用意されたテンプレートやパーツを用いることで簡単に開発が行えます。 裏を返せば、テンプレートやパーツといった単位よりも細かい部分の調整は難しいということです。

開発の柔軟性が使用しているツールに依存してしまうため、ツールが想定していない複雑な開発には向いていないといえます。柔軟性が必要になる複雑な開発においては、まだまだプログラミングに軍配が上がるといえるでしょう。


選択肢が多すぎて迷ってしまう

ツールが多すぎてどれを使えば良いか迷ってしまうことも、ノーコードのデメリットです。 ノーコードツールにはそれぞれ得意不得意がある他、操作性にもツールごとに違いがあります。よって、開発したいものに合わせてツールを選定しなければいけません。

ノーコードツールの活用すると開発スピードは速くなりますが、選定に時間がかかることを覚えておきましょう。


日本語の情報が少ない

日本語の情報が少ないことも、ノーコードツールのデメリットといえます。 現状、ノーコードツールはほとんど日本語対応していません。 また、今のところ日本での普及が進んでいないため、日本語の情報もほとんどないと言っても過言ではありません。

よって、 ノーコードツールを使いこなすためにはある程度の英語の読解力が必要 です。今後ノーコードツールが普及していけば日本語対応する可能性もありますが、注意しましょう。


ノーコード開発ツールを実際に使用した事例3選

テクノロジーのイメージ

ノーコードツールについて分かったところで、実際にノーコードツールを活用して開発されたアプリの事例を紹介します。紹介するアプリは以下の通りです。


  • LiveEscapeBox
  • Pflegetiger
  • SmartDish


上記のアプリは、それぞれBubbleまたはAdaloを使用して開発されています。詳しく見ていきましょう。


【Bubble】LiveEscapeBox

LiveEscapeBoxはBubbleで開発された予約アプリ です。フランスの110都市に存在する850以上の脱出ゲーム施設と600以上のVRゲーム施設と提携しており、施設への予約ができます。

ビデオゲームのコーチングを予約することも可能で、友人へのギフトとしても喜ばれているサービスです。LiveEscapeBoxをはじめとして、Bubbleで予約アプリを開発している事例は多数存在します。


【Bubble】Pflegetiger

Bubbleによる予約アプリの事例としてはPflegetigerも挙げられます。 Pflegetigerはドイツで開発された介護士・看護師派遣サービス です。アプリでベルリンの介護士や看護師を派遣しており、検査・薬の投与から家事や趣味の手伝いまで提供しています。

サービスに参加している介護士や看護師のレベルが高いのも特徴で、利用者は安心してアプリの利用が可能です。


【Adalo】SmartDish

SmartDishはAdaloで開発されたランチ予約アプリ です。アプリで事前に注文と会計を済ませられるのが特徴で、待ち時間を減らせてランチ時間を有効に活用できます。


このSmartDishの最大の特徴は、開発にかかった期間です。SmartDishはAdaloを使用することにより、ユーザー向けと飲食店向けの2つのアプリがわずか2ヶ月で完成されています。ノーコードツールのメリットである開発スピードの速さがよく分かる事例といえるでしょう。


ノーコード開発ツールでアプリを開発したい方のための勉強方法は?

アプリを使用する人

ノーコードはまだまだ日本では普及が進んでいないこともあり、勉強方法も限られています。 まず考えられるのが参考書による勉強 です。

現在ではノーコードに関する日本語の書籍が少ないながらも販売され始めています。参考書であればネットのように検索に時間をかけなくてもまとまった知識が手に入れることが可能です。

もう1つの勉強方法としてはネットにおけるリサーチが挙げられます。ネットでは情報の取捨選択を行う必要があるものの、本とは違い最新の情報も入手することが可能です。

他にもノーコードに特化したオンラインサロンなども存在するので、新鮮な情報が欲しいのであれば検討してみても良いでしょう。


まとめ:ノーコードツールで低コストなアプリ開発を実現しよう

UIの企画

アプリ開発のできる無料のノーコードツールについて解説してきました。ノーコードツールを活用すれば、プログラミングスキルがなくてもアプリの開発が可能です。開発期間の短縮や操作のしやすさなど、多くのメリットが存在します。

ただし、ツールごとに特徴が大きく異なるので、開発したいアプリに適したツールの選定が必要です。また、複雑な開発には向いていないので注意しましょう。

今後はノーコードツールがさらに普及し、非エンジニアもアプリ開発に参入していくことが予想されます。時流に乗り遅れないよう、今のうちにノーコードツールに関するノウハウを蓄積しておきましょう。


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