ノーコードを活用する
食品ECサイトの始め方とは?参考にしたい成功事例も紹介!
カテゴリー1
2021-05-17

物理的に離れた顧客にも商品を届けられるECサイト。特に食品は消費期限があるので、一度にお届けできる数が増える食品ECサイトを活用しない手はありません。


「実店舗だけでなく食品ECサイトも始めたい」

「食品をECサイトで売りたいけど、手順がわからない」

「食品ECサイトのメリット・デメリットは?」


今回は上記のような疑問や悩みを解決すべく、食品ECサイトを立ち上げる前に知っておきたいメリット・デメリットや成功事例、立ち上げフローを紹介します。是非参考にしてみてください。


食品ECサイトを始める為の必須フローはこちら!


食品ECサイトを始めるには、以下の手順を踏む必要があります。


  1. 販売する商品を決める
  2. 販売できる状態の試作品を完成させる
  3. 保健所に連絡する
  4. ECサイトの構築
  5. 商品の配送方法を決める
  6. 集客のための施策をする


それぞれの手順について以下で説明します。

☑販売する商品を決める

まずは販売する商品を決めましょう。


最も簡単なのは、現在店舗で売っている商品をEC向けに販売することです。梱包方法や配送方法などをきちんと考慮することも大切です。

食品の成分表示や値段・パッケージまでイメージする

商品を決める時には、食品の成分表示や値段、パッケージまで具体的なイメージを固めるようにしてください。


食品の成分表示は法律で定められている義務 なので、必ず食品の成分表示ラベルを用意しなければなりません。初めて食品を販売する方は成分表示ラベルを作ってくれる業者を見つけましょう。


また、食品を届ける上でパッケージも大切です。配達中に中身が崩れたりこぼれたりしない工夫や冷蔵・冷凍状態に耐えられる梱包方法をあらかじめ考えておいてください。


そして食品ECは単価が低いものの、工程数が多くコストがかかりがちです。値段を低くしすぎると後で苦しむことになりかねません。先を見据え、余裕のある値段設定をしましょう。

☑販売できる状態の試作品を完成させる

商品を決めたら、販売できる状態での試作品を完成させましょう。商品を作るだけでなく、梱包も実際の配送を想定して行います。


食品表示ラベルを貼り、中身をしっかりと守ることができるパッケージに入れ、冷蔵・冷凍状態で配送する梱包材に包んでください。

☑保健所に連絡する


販売できる状態の試作品ができたら、実際に販売する前に保健所に連絡をしましょう。 食品表示や梱包方法など、衛生面・法律面で問題ないかどうかを確認してもらえます。

食品を販売するには特別な許可が必要です。実店舗を持っていない方は 食品衛生責任者資格 を取得しなければなりません。販売する商品によっては 食品衛生法に基づく営業許可が必要 なこともあります。


保健所に相談すれば取得すべき資格や許可についても詳しく教えてもらえるので、できるだけ早めの段階で相談することをおすすめします。

☑ECサイトの構築

商品が完成したら、いよいよECサイトの立ち上げです。ECサイトと聞くと難しく感じるかもしれませんが、現在はさまざまなサービスのおかげでスムーズにECサイトを作ることができます。


簡単にECサイトを立ち上げられるASPカートシステムやECモールの利用がおすすめです。

ASPカートシステムを利用する

ASPカートシステムとは「Application Service Provider(アプリケーション・サービス・プロバイダー)」のことで、レンタルサーバーを契約せず、クラウド上でECサイトを開設できるサービスの名称です。


一からWebサイトを立ち上げるよりも簡単にECサイトを構築でき、月額費や初期費用無料で利用できるサービスもあります。


ECサイトを構築する手間を減らすことができますが、提供されている枠組みの中でしかカスタマイズできないので、柔軟性に欠けると感じることもあります。まずはASPカートシステムを利用してECサイトを開設し、後々独自のWebサイトに切り替えるのもよいでしょう。


ASPカートシステムのおすすめサービスは以下の4つです。


  • BASE|初期費用・月額費無料で80万軒以上のショップが活用
  • カラーミーショップ|国内最大級のASPカートシステム・月額制
  • Cafe24|販売手数料・月額費無料で海外との取引にも対応可能
  • ペライチ|月額1,000円で決済機能付き1ページ完結型のサイト作成が可能


月額・初期費用無料のサービスは決済手数料がかかることもある ので、契約前に料金体系をしっかりと確認するようにしてください。

ECモールに出店する

楽天、Amazon、Yahoo!ショッピング、PayPayモールなど、複数の店舗が出店しているプラットフォーム型のECモールも選択肢に入れてみましょう。


各ECモールには集客力があるので、多くの人にサイトを見てもらうことができます。 ECモール自体の信用力を利用できるので、購入への心理的ハードルも低くなります。 ただし、その分顧客はお店のブランドよりも価格を重視するので、価格競争が激しくなることも覚悟しなければなりません。


また、出店のフォーマットも決まっているので、ASPカートシステムよりも自由度は下がってしまいます。


長期的な視点で考えるとASPカートシステムが、短期的な集客の点ではECモールが優れていると言えます。集客戦略に応じて両者を使い分けるようにしてください。

☑商品の配送方法を決める

ECサイトが出来上がったら、実際に顧客のもとに届けるまでの配送方法を決めます。


配送中に中身がこぼれたりしてしまうと、返品につながります。商品をしっかりと梱包できる資材選びにも注力しましょう。

商品の良さを活かす梱包資材の採用

商品の良さを活かす梱包資材や方法を採用するようにしてください。


常温の菓子類ならかわいらしいラッピングが映えます。 生鮮食品なら密封できる資材で真空パックすると、安全性・衛生面の懸念もクリア できます。


水分を含む食品や形・見た目が大切なものは特に梱包資材や方法に気を配らなければなりません。

クール便を扱う配送会社の選別

ほとんどの場合、食品を扱うのでクール便で配送することになります。食品によってはチルド便が必要なので、適切な配送方法を選びましょう。食品の品質を落とさずに食品を顧客のもとに届けることは特に重要です。


そして、利益を確保するためには配送料金をできるだけ抑えなければなりません。クール便を扱う配送会社を選定しましょう。


料金の目安は各社Webサイトで確認できるので、まずは料金を比較してください。


ヤマト運輸の料金見積もりはこちら


佐川急便の料金見積もりはこちら


日本郵便ゆうパックの料金見積もりはこちら

☑集客のための施策をする

ECサイトが立ち上がったら、集客のための施策が必要です。ECサイトの存在を周知しましょう。


下記で紹介する施策の他にもインターネット広告を出したり、お店のブログを立ち上げたりする方法も有効です。できる施策から始めてみてください。

実店舗に訪れた顧客への告知

実店舗を持っているなら訪れた顧客へ告知することが不可欠です。カードやチラシなどを作って、ECサイトへのアクセス方法をわかりやすく示してください。


「商品を買いに行きたいけど外出したくない」「まとめて買いたいけど持って帰るのが大変」という時こそ、従来の顧客がECサイトの利用を試すチャンスになりえます。


ECサイトの初回利用に特典をつけるなどのサービスを提供するとよいでしょう。

SNSを利用しての告知

今はSNSの存在を無視できません。 TwitterやInstagram、Facebookなどを活用してECサイトの告知 をしましょう。


SNSで口コミが広がり、利用者が増加することもあります。SNSでつい「いいね」したくなるような魅力的な写真を投稿するようにしてみてください。


食品ECサイトを始める参考にしたい成功事例をご紹介!


実際に食品ECサイトを導入し、成功した代表事例が以下の2つです。


  • LOHACO
  • イトーヨーカ堂


この2つの成功事例について解説します。

LOHACO 考え抜かれたデザイン性でリピート買いを促進

LOHACOはアスクルによる通販サイトです。LOHACOで購入したことがある人はオリジナル商品のパッケージのデザイン性の高さをご存知でしょう。


くらしになじむデザイングッズ」の特集を見るとわかるように、シンプルで使いやすいデザインの商品が消費者のリピート買いを促します。


デザイン性は商品だけでなく、サイトの構成にも反映されています。季節に合った特集ページが組まれており、セット販売なども含めて 購買導線が工夫されている ことがわかります。


定期購入や過去に購入した商品の再購入も簡単で、消費者目線の使いやすさが徹底されています。


LOHACO公式サイトはこちら

イトーヨーカ堂 購入者の調理をラクにするサービスを提供

食品EC、特にネットスーパーの立ち上げを考えているなら参考にしたいのがイトーヨーカ堂です。イトーヨーカ堂はインターネット専用の倉庫を設けずに実店舗から配達するため、 店頭で受けられるサービスをそのままネットスーパー利用者にも提供 できます。


たとえば、購入者の手間を減らすサービスとして以下のような要望に答えています。


  • 魚を三枚におろして届けてほしい
  • 一度にまとまった量の肉を買いたいが、3つに分けて包んでほしい
  • ゴミ削減のために外箱から出して届けてほしい


実店舗で受けられるサービスの多くをECサイト上でも受けられることは意外と珍しく、消費者の安心感にもつながります。子育てなどで外出しにくい女性のための割引制度もあり、このような割引サービスもリピート買いを促す動機だと考えられます。


イトーヨーカ堂ネットスーパーはこちら

食品ECサイトを始めるメリット・デメリット


食品ECサイトにはメリット・デメリットの両方があります。


【食品ECサイトのメリット】

  • 食品EC化はコロナ禍でも利用推奨な最大の武器
  • 確実に目的の食品が選べる


【食品ECサイトのデメリット】

  • 実物ではなく写真や文でしか伝えられない
  • 配送方法に気を遣う


食品ECサイトを立ち上げる前にメリット・デメリットの両方を理解しておきましょう。

【メリット◎】食品EC化はコロナ禍でも利用推奨な最大の武器

新型コロナウイルスへの感染が相次ぐ現況では、食品業界の最大の武器として利用できるのがECサイトだと言えます。


感染防止のために外出や対面サービスが敬遠される中、感染リスクなしで食品を購入できるECサイトは販売者・消費者の両方にとってありがたいシステムです。


また、店舗の営業時間短縮が推奨されており、24時間いつでも注文を受けられるECサイトは売上確保の面でもメリットがあります。


実際にコロナ禍で 食品ECサイトの利用者は増加傾向 にあり、実店舗に加えて食品ECを立ち上げるのに最適なタイミングが今だと言えます。

【メリット◎】確実に目的の食品が選べる

確実に目的の食品が選べるのも食品ECサイトのメリットです。


実店舗の場合、せっかく足を運んだのに目的の食品が売り切れてがっかりすることもあります。一方食品ECサイトなら、確実に在庫のあるものだけが表示されます。


また、複数の店舗の在庫を参照したりすることも可能なので、目的の食品が手に入る可能性が高くなるのもECサイトならではです。

【デメリット×】実物ではなく写真や文でしか伝えられない


食品は口にするものだからこそ「実際に自分の目で見て買いたい」という人が多数派なのも事実です。


ECサイトに表示されるのはイメージ写真や文章で、実際に届く商品を購入前に見られるわけではありません。 特に鮮度が大切な生鮮食品に対して、ECサイトでの購入に不安を感じる人もいます。


食品の中でも品質を一定に保ちやすい加工食品なら、比較的ECサイトと相性がよい傾向にあります。販売する商品選びを慎重に行ってください。

【デメリット×】配送方法に気を遣う

食品は鮮度が大切なので、配送方法には細かく気を遣わなければなりません。


安全性の観点からも、生鮮食品は冷蔵・冷凍状態で届けることが必要不可欠です。


倉庫から直送するとしても保存や物流にコストがかかり、その分を配達費として購入額に上乗せすることを避けられません。

まとめ:食品ECサイトは立ち上げ前に詳細を理解しよう


今回は食品ECサイトについて解説しました。


コロナ禍で対面での接触が避けられている今こそ、食品ECサイトを立ち上げるのにぴったりなタイミングだと言えます。


食品ECサイトを立ち上げる際にはさまざまなフローを経る必要があります。また、メリット・デメリットを理解しておくことも大切です。


食品ECサイトを立ち上げる前に詳細をしっかりと把握しておくようにしましょう。


NoCode Dashに問い合わせるVIEW LIST
NEW